1点でも取れば、準々決勝進出にぐっと近づくセルティックは、序盤、積極的に仕掛けて、あわやPK(マルディーニの腕にボールが当たった)という場面を演出するなど、可能性を感じさせる。しかし、セルティックのゴールを求める姿勢は、自陣に広いスペースを創り出すこととなり、開始10分を過ぎるころには、ミランがペースを握り始める。ここで攻撃の中心となったのは、高度な技術でセルティック守備陣を翻弄し続けたカカだ