阪神の秋季キャンプが1日、高知県安芸市でスタートした。雨天の初日、藤川球児新監督(44)はブルペン投球の意識改革に着手。ベース上に白いゴム製の紐(ひも)を張り、高低を意識して直球を投げ込ませた。ストレートの質を高めるために、球団では久しく使っていなかった道具をマイナーチェンジし、「火の玉ボール養成アイテム」として引っ張り出した形だ。投手出身で、コミュニケーションを重視する藤川新監督のらしさが初日