半導体を最終製品に組み立てる「後工程」分野の技術を研究している、横浜国立大の井上史大准教授(38)は9日までにインタビューに応じた。井上氏は「(日本の)半導体産業が勢いを取り戻すためには、企業中心の技術革新が必要だ」と述べ、京浜地区で産学連携の研究機関を立ち上げるべきだと訴えた。地場メーカーや大企業、大学などに広く門戸を開き、重要性が増す後工程分野の人材育成や研究開発を共同で推進したい考えだ。