四国にある天台宗寺院の男性住職から、長期間にわたって、信仰につけこんだ性暴力を受けたなどとして、尼僧の女性が、天台宗宗務庁(滋賀県大津市)に住職らの僧籍を剥奪する懲戒処分を下すよう審理を申し立てた。申告人の尼僧、叡敦(えいちょう)さんと代理人が1月31日、東京・永田町で記者会見を開いて明らかにした。申告書は1月22日付。●性行為中に「南無観世音」と唱えさせられた申告書によると、住職は2009年10月から2023年