(写真:時事)元日の能登半島地震と2日の羽田空港での航空機衝突事故と、2024年は「動乱の年明け」となり、年末年始を公邸で過ごした岸田文雄首相は、「静養どころか連日連夜の陣頭指揮」(側近)で大わらわだ。その岸田首相が政権危機打開のため決断したのが、「政治刷新本部」の発足。昨年末から東京地検特捜部の捜査が進む「派閥の巨額裏金事件」による国民の信頼失墜に歯止めをかけるため、自ら本部長となって政治資金透明化