【期待を背負ったクライミングモンスター】1月2日、箱根駅伝の往路。5区・山上りに挑むランナーたちが4区の走者を待ち受けている頃、小田原では雨脚が強まっていた。5区走者はそれぞれに寒さ対策をしていたが、ひと際目立っていたのが創価大の吉田響(3年)だっただろう。「寒さに弱いのでしっかり体を保護するために、ニット帽をかぶって走りました」箱根駅伝で5区を走った創価大の吉田響 photo by Kishimoto Tsutomu