会社が社員のスキルアップに熱心なのはけっこうだが、業務に支障が出るほど強要するのはどうなのか。前職で「空間デザイナー」だったという20代後半の男性は、2021年の夏まで商業施設の内装をデザインする設計事務所で働いていたが、わずか1年半で退職したと語る。というのも、その会社には色々と「やばいルール」があり、特に不毛だったのが「Illustratorなどのソフトスキルの確認試験」。これを約半年おきにやっていたという。「