木星の衛星エウロパには地球の海水の2倍という大量の水をたたえた内部海が氷の外殻の下に広がっているのではないかと考えられていて、生命が存在する可能性も指摘されています。今回、その内部海の水に炭素が含まれている可能性を示した2つの研究成果が発表されました。ご存知の通り、複雑な化合物の材料となる炭素は地球の生命にとって非常に重要な元素のひとつです。【▲ NASAの木星探査機「ジュノー」の可視光カメラ(JunoCam)