「緩和ケア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。末期に苦痛を和らげるものではなく、じつはがんと診断されたそのときから受けることができる治療です。自身もがんサバイバーとして執筆を続ける坂元希美さんが、川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター腫瘍内科/緩和ケア医の西智弘先生に伺いました。がんと診断されたら緩和ケアをスタートできます緩和ケアと聞くと、がんを治療する手立てがなくなった末期に苦痛を和らげ