昨年の収穫が底をつき、食糧事情が悪化する「春窮期」を迎えている北朝鮮。コロナ鎖国の今年はその程度が例年に増してひどいようだ。そんな中、住民の間ではある種の不安が高まっていると、中国との国境に接する慈江道(チャガンド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。国境警備強化のため現地に派遣された軍の暴風軍団と第7軍団の兵士に対しては、4ヶ月に渡る冬季訓練が終わる今年3月まではそれなりの食糧配給が行われていた。とこ