米国務省のネッド・プライス報道官は4月6日の会見で、中国による新疆ウイグル自治区のイスラム教徒やチベット族、香港市民に対する人権侵害が懸念されるとして、来年冬の北京五輪をボイコットする可能性を示唆。同盟諸国などと対応を協議していく考えを明らかにした。これに対し、中国側が即座に猛反発したのは周知のとおりだ。人権問題が米中関係でここまで重要なテーマになるとは、トランプ前政権時代には想像もできなかった。米