北朝鮮は昨年1月、コロナ対策として国境を封鎖することを宣言し、自国民、外国人問わず、外国からの入国を一切禁じた。一方で出国は必ずしも禁じられていない。ロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮大使は、インターファクス通信とのインタビューで、平壌駐在の大使館や国際機関の職員の多くが昨年撤収したと述べている。また、生活苦に陥った多くの北朝鮮在住華僑が出国を認められ、中国に向かった。(参考記事:駐北朝鮮