北朝鮮当局は昨年9月、新型コロナウイルスの国内の流入を防ぐために国境警備を強化するとし、国境から1〜2キロの幅の緩衝地帯を設定し、許可なく近づけば人も動物も無条件で銃撃するとの布告を下した。それ以降、実際に射殺される人が後を絶たない。一例を挙げると、先月5日から12日まで朝鮮労働党第8回大会の期間中に、平安北道(ピョンアンブクト)の国境では、脱北または密輸しようとした人に銃撃が加えられ、3人が死亡し、2人