北朝鮮を逃れ、韓国にたどり着いた脱北者はまず、国家情報院の北韓離脱住民保護センター(旧政府合同尋問センター)で取り調べを受ける。脱北者を偽ったスパイや重大犯罪者が混じっている可能性があるからだ。その後は、統一省のハナ院で3ヶ月間、南北の言葉の違いから公共交通機関の利用方法に至るまで、韓国生活の様々について教育を受けてから、韓国での新しい暮らしをスタートする。それでも「世間知らず」であるが故に、犯罪