北朝鮮の首都・平壌で今月5日から12日まで開催された朝鮮労働党第8回大会で、金正恩党委員長が、総書記のポストに就任した。従来、祖父・金日成主席を「永遠の国家主席」、父・金正日総書記を「永遠の総書記」とし、いずれの肩書も「永久欠番」扱いとなっていた。その意図を巡っては様々な分析がなされているが、制裁、災害、コロナの三重苦で疲弊しきった北朝鮮国民の関心は、指導者の肩書などよりも生活向上にある。それにもかか