北朝鮮国民は長年、電力難に苦しめられてきた。電力施設はボロボロ。未だに日本の統治時代のものを使っている施設も少なくないと言われている。例えば北朝鮮最大の水豊(スプン)ダムは、満州国政府や朝鮮窒素(現チッソ)により設立された鴨緑江水力発電会社が多額の予算を投入し、鴨緑江に建設した巨大な水力発電所だ。しかし施設の老朽化が著しく、充分な発電ができないと言われている。修理をしようにも、国際社会の制裁で外貨