北朝鮮を脱北し、韓国に入国した脱北者の数は今年6月末の時点で3万3022人。毎年の統計が始まった2002年には1142人だったのが、2009年には2914人に達したものの、その後減少し、2018年には1137人まで落ち込んだ。北朝鮮が国境警備を強化したこと、米朝、南北間の対話が進んだことなどが理由に挙げられるが、脱北後の韓国での暮らしが決して豊かなものではないことが脱北予備軍に知られるようになったことも一因と思われる。そんな中