新しく就職した人の割合が離職した人の割合を5年連続で上回ったことが、厚生労働省が発表した2017年の雇用動向調査結果で分かった。入職超過率は前年より0.3ポイント拡大している。2017年の1年間の入職者は788.1万人(年初の常用労働者数に対する割合16.0%)、離職者は734.5万人(同14.9%)。この結果、事業所の新設や閉鎖等の影響を除き、常用労働者数は53.6万人の増加となった。前年に比べ、入職率(16.0%)が0.2ポイント