全国最低賃金の引き上げ額の平均は26円で、比較できる2002年以降で最高額となる引き上げとなったことが、中央最低賃金審議会から厚生労働省に答申された。全都道府県で20円を超える目安額となっており、引上げ率に換算すると3.1%(前年度3.0%)となっている。引き上げ額の目安は、各都道府県を経済実態に応じてABCDの4ランクに分けて示されており、Aランクは27円、Bランクは26円、Cランクは25円、Dランクは23円となっている