物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ1.3%増となったことが、厚生労働省が発表した5月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。5月の一人当たりの平均現金給与総額は27万5443円で、前年同月比が2.1%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.5%増の26万3493円で、所定内給与は1.5%増の24万4175円、所定外給与は1.6%増の1万9318円。特別に支払われた給与は、14.6%増の1万1950円