かつて、プロレスファンの間には「全日派」と「新日派」という住み分けがあり、思い返すと筆者は全日派だった。天龍同盟がジャンボ鶴田や輪島大士らを相手に過激でスケールの大きいファイトを仕掛ける“天龍革命”の虜となり、それを契機にプロレスというジャンルに惹かれていったことを覚えている。その後の全日本プロレスは、天龍がSWS旗揚げのために離脱。ジャンボ鶴田もB型肝炎を発症して第一線から離脱。この危機を救うべく躍