毎年夏になると決まって取り上げられるのが、さくらんぼ泥棒のニュースだ。とくに山形では、赤いルビーと呼ばれる「佐藤錦」など、収穫真近のサクランボが100キロも盗まれたりと、被害が相次いでいる。手塩にかけたさくらんぼが一夜にして荒らされてしまうのだから、頭を悩ませている農家も多く、精神的なダメージは計り知れない。厳しく警備をしているのだが、高齢化や後継者の不足などもあり、盗難被害の減少にはなかなかつな