国土交通省は17日、羽田空港機能強化により2020年までに国際線の年間発着枠が現在の6万回から3.9万回増えた場合の日本全国に与える経済波及効果を試算し、その額は年間約6,500億円になると発表した。税収の増加は約530億円、雇用の増加は約5万人が見込まれるとしている。国際線発着枠拡大に伴う国際線旅客数は1,259万人(2015年)から1,964万人に705万人増加、うち外国人旅客数は497万人から791万人に294万人増加するという。