スズキは2016年6月8日、鈴木修会長(86)が兼務する最高経営責任者(CEO)職について、6月29日の定時株主総会をもって辞任すると発表した。燃費データ不正問題の責任をとる。一方で「代表取締役会長」には留任する。一般ユーザーには分かりにくい話だが、株式市場はこれを「問題に一区切りつく」と好感しており、スズキの株価低下に歯止めがかかりつつあるようだ。三菱自動車に続く形でスズキの燃費データ不正が明らかになったのは