つながる鳥羽打線、2試合連続14安打で快勝開幕前の前評判は両校共に決して高いものではなかった。しかし初戦で春夏通じて初出場の津商は甲子園の常連校・智辯和歌山を破り、スター選手不在の鳥羽はつなぐ野球で快勝。ベンチの采配も光る試合巧者同士の対戦は実に早いテンポで進んだ。コントロールのいい鳥羽の先発・松尾 大輝(3年)はコースをきっちり突きストライクを先行させる。エースがテンポのいいピッチングでリズムを