より官能的に…セックスのマンネリを解決するための“香り”とは?

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 「セックスレス大国日本」と揶揄されるくらいにパートナー間のセックスが少ないといわれる日本人。ですが、「本当はセックスしたいけどきっかけがなくて」「マンネリになってしまってムードが作れなくて」なんて悩んでいる方も多いのでは?

 人の体はにおいを嗅ぐことで本能的な欲求へのスイッチが入るように出来ているといいます。
 現役医師の書いた『Dr.チバのアロマ・セックス入門』(チバ ナオキ/著、さくら舎/刊)は、「アロマ・セラピー」をセックスに使った「アロマ・セックス」を提唱する一冊。刺激的で官能的な夜を演出する「Dr.チバのおすすめブレンド」が本書には掲載されています。

■マンネリを打破したいときには?
 マンネリを打破したいとき、勝負に出たいときにはどのようなアロマが良いのでしょうか。著者は、イランイランやジャスミン、パチュリーなどホルモンを刺激するような精油を中心にして、夜の営みに効果抜群の香りを用意することをすすめています。

 例えば、イランイラン(2滴)とサンダルウッド(2滴)は、非常にアダルトな芳香がする、香りの存在感がすばらしいブレンドです。また、ジャスミン(1滴)とパチュリー(2滴)、シダーウッド(2滴)は、強い催淫作用を持つジャスミンにパチュリーを合わせた神秘的な香りになるそうです。

 イランイランは恋の媚薬として古くから親しまれてきた歴史があり、新婚初夜にイランイランの香りをシーツに染み込ませる習慣のある地域もあるそうです。濃厚なアロマでセックスのスイッチを入れてみてはいかがでしょうか。

■2度目、3度目も楽しみたいとき
 1回戦きりでセックスが終わってしまい、物足りない…そういう人もアロマを取り入れるおいいかもしれません。ベッドだと時間を持て余してしまうようだったら、お互いにマッサージをするのもおすすめだと著者。そうしているうちに、2回戦、3回戦と愛のエクササイズが再スタートするかもしれません。

 マッサージで精油を擦り込むことで、血行も促進されて疲労感も和らぐはず。すばらしい時間を一緒にすごした相手ともっと素敵な時間を共有するために、ぜひアロマを効果的に活用してみてください。本書では、マッサージに向いているオイルの作り方も紹介されています。

 精油はスーパーや雑貨店などで購入できます。少量でもパワーがあるので、マグカップにお湯をはって1〜2滴垂らすだけでも効果が期待できますが、もっと効果的に香りを広めたい場合には専用のデュフューザーやアロマポットを使ってもいいでしょう。

 本書では、詳しい体位別アロマ使用法やマッサージの仕方、さらに「夜に強くなる食材の成分一覧表」など、刺激的な夜を演出するためのヒントが多く紹介されています。男性も女性も、今までとは違うセックスでパートナーを虜にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)