浮気されたときの態度で見る男女の違いとは
「言ってくれなきゃわかんないよ!」「どうしてわかってくれないの!?」こんなセリフも飛び出す男女のケンカの原因はさまざまかもしれないが、根底には男女の思考の違いがあるのではないだろうか。
同じ人間なのに、「男と女は異星人だ」と言っていいほどに違うものなのだ。
『察しない男説明しない女』(五百田達成/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)では、男女の違いとその理由を解き明かしつつ、そんな“異星人”と、どうコミュニケーションしていくべきかを、「基礎編」「恋愛/セックス編」「結婚/家庭編」「仕事編」の4つの場面に分けて解説している。
■浮気されたときの態度で見る男女の違い
男女の間で起こるいざこざの代表といえるのが浮気だろう。浮気をされた場合の双方の態度はどのように違うのか。
女性に浮気されたとき、男性は浮気をした女性をネチネチと正論で責める。浮気をされた時点で、彼女というよりは彼女の心をつかんだ浮気相手の男に対して「負けた」と引け目を感じているため、身近な弱い人間=彼女を攻撃するのだ。「この裏切り者!」と彼女を攻撃していないと、残ったわずかなプライドを保つことができないからだという。
一方、男性の浮気が発覚したとき、女性が責める相手は彼氏ではなく、浮気相手の女性。「きっとあの女がたぶらかしたんだわ」と責め、「私の彼氏は騙されただけ」と彼氏を擁護する。「自分の魅力が相手の女性に劣るのではなく、魔が差しただけ」と思い込むことで、自分の心を守っているのだ。
■交際直後の態度で見る男女の違い
一般的に、結婚すると「急に現実的なことを言い出す」「子どもが生まれたら旦那の相手をしなくなる」など、女性はガラリと変わる。しかし、男性のほうも交際が始まった段階で態度を変えていることが多い。
男は仕事が絶好調のときに恋をしたがる生き物だと著者は指摘する。自己肯定感が高まって、女性を欲し、ノリノリで口説きゲームに興じ、ドラマチックに交際が始まるケースが多いので、女性はそのロマンチックな時間がいつまでも続くものと勘違いしてしまう。
ところが、交際が始まると、お洒落をしていた男が急に生活感丸出しのジャージ姿になったりと、男性は一転してリラックスし始める。男の言い分としては、「記念日」のようなムダに思える労力を使うことが好きではないし、ボーッとしていられる「いつもと同じ」日常が好きなのだ。
一方、女性はひとりの男性とじっくり付き合いたいと考えているので、付き合っている相手にときめくことができないと、恋愛の醍醐味は感じられない。なので、記念日には思い切りときめく演出を期待する。この問題の対処法は、男性は記念日だけと割り切って、特別な日だけがんばること。女性は、「男は付き合ったらリラックスするものだ」ということを頭に入れておくようにするといいそうだ。
どの人にも必ず当てはまるとは限らないが、「男性とはこういう考え方をする生き物」「女性とはこういう考え方をする生き物」くらいに考えておくべきなのだろう。もちろん、どちらが優れていて、どちらが悪いといった決めつけはしてはいけない。
分かり合えない人とどう付き合うのかわからない、異性とのコミュニケーションが苦手、男女の仲が深まったからこそと困っているというような人は参考にしたい。
(新刊JP編集部)
同じ人間なのに、「男と女は異星人だ」と言っていいほどに違うものなのだ。
『察しない男説明しない女』(五百田達成/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)では、男女の違いとその理由を解き明かしつつ、そんな“異星人”と、どうコミュニケーションしていくべきかを、「基礎編」「恋愛/セックス編」「結婚/家庭編」「仕事編」の4つの場面に分けて解説している。
男女の間で起こるいざこざの代表といえるのが浮気だろう。浮気をされた場合の双方の態度はどのように違うのか。
女性に浮気されたとき、男性は浮気をした女性をネチネチと正論で責める。浮気をされた時点で、彼女というよりは彼女の心をつかんだ浮気相手の男に対して「負けた」と引け目を感じているため、身近な弱い人間=彼女を攻撃するのだ。「この裏切り者!」と彼女を攻撃していないと、残ったわずかなプライドを保つことができないからだという。
一方、男性の浮気が発覚したとき、女性が責める相手は彼氏ではなく、浮気相手の女性。「きっとあの女がたぶらかしたんだわ」と責め、「私の彼氏は騙されただけ」と彼氏を擁護する。「自分の魅力が相手の女性に劣るのではなく、魔が差しただけ」と思い込むことで、自分の心を守っているのだ。
■交際直後の態度で見る男女の違い
一般的に、結婚すると「急に現実的なことを言い出す」「子どもが生まれたら旦那の相手をしなくなる」など、女性はガラリと変わる。しかし、男性のほうも交際が始まった段階で態度を変えていることが多い。
男は仕事が絶好調のときに恋をしたがる生き物だと著者は指摘する。自己肯定感が高まって、女性を欲し、ノリノリで口説きゲームに興じ、ドラマチックに交際が始まるケースが多いので、女性はそのロマンチックな時間がいつまでも続くものと勘違いしてしまう。
ところが、交際が始まると、お洒落をしていた男が急に生活感丸出しのジャージ姿になったりと、男性は一転してリラックスし始める。男の言い分としては、「記念日」のようなムダに思える労力を使うことが好きではないし、ボーッとしていられる「いつもと同じ」日常が好きなのだ。
一方、女性はひとりの男性とじっくり付き合いたいと考えているので、付き合っている相手にときめくことができないと、恋愛の醍醐味は感じられない。なので、記念日には思い切りときめく演出を期待する。この問題の対処法は、男性は記念日だけと割り切って、特別な日だけがんばること。女性は、「男は付き合ったらリラックスするものだ」ということを頭に入れておくようにするといいそうだ。
どの人にも必ず当てはまるとは限らないが、「男性とはこういう考え方をする生き物」「女性とはこういう考え方をする生き物」くらいに考えておくべきなのだろう。もちろん、どちらが優れていて、どちらが悪いといった決めつけはしてはいけない。
分かり合えない人とどう付き合うのかわからない、異性とのコミュニケーションが苦手、男女の仲が深まったからこそと困っているというような人は参考にしたい。
(新刊JP編集部)