14日にパリで開催されたフランス革命記念日の軍事パレードに、陸上自衛隊が初めて参加したことについて、韓国のメディアが憂慮を示した。

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 14日にパリで開催されたフランス革命記念日の軍事パレードに、陸上自衛隊が初めて参加したことについて、韓国のメディアが憂慮を示した。

 パレードに参加した自衛隊の中央即応集団の3人は、日の丸を掲げ、パリのシャンゼリゼ通りを行進。自衛隊は同パレードにPKO部隊として2008年に参加しているが、自衛隊として海外の軍事パレードに参加するのは今回が初めて。

 今年は第1次世界大戦の開戦から100年を迎えるのを記念し、英国やロシア、ドイツ、オーストリアの参戦国など約80カ国が参加した。なお第1次世界大戦当時、日本の植民地下にあった韓国は招かれなかった。

 韓国メディアは、パレードを見た中国人観光客が「自衛隊が他国で戦争できることを見せつけているのではないか」と懸念を示していたことを紹介。記事では「自衛隊の活動範囲が広がるほど、周辺国の懸念も大きくなる」と批判した。(編集担当:新川悠)