by William Warby

オンライン書店の送料無料を禁止して街の本屋を守る通称「反Amazon法」がついに可決し、現地時間で7月8日から実行されてしまったわけですが、Amazonが「無料でなければいいんだろ?」ということで、送料を最低価格に抑えてきました。完全にやる気満々です。

Amazon stays in the law with 1 cent to book delivery charge - Telecompaper

http://www.telecompaper.com/news/amazon-sidesteps-french-law-banning-free-book-deliveries--1024736

Amazon Counter-Attacks French Ban on Free Deliveries - NDTV

http://www.ndtv.com/article/world/amazon-counter-attacks-french-ban-on-free-deliveries-556621

Amazon Shelves French Book Discounts - WSJ

http://online.wsj.com/articles/amazon-shelves-french-book-discounts-1405006355



Amazonフランスで設定した新たな送料は「1ユーロセント」で、記事執筆時点で換算すると約1.38円。つまり、送料無料禁止措置に対抗するため、1.38円だけ送料が取られるようになった、というわけです。



Amazonフランス語版サイトでは「よくある質問」が更新され、「不幸なことに我々は本を送料無料でお届けすることが許されなくなりました。そのため、1回の注文につき1.38円を送料として加算することに決めました」という旨が書かれています。

なお、今回の「反Amazon法」はフランス国内の弱小の個人運営書店などを守るためのものだそうです。