いくつ言える? フランス進出している意外(!?)な日本企業(女子編)
女子に人気のあの企業。実は日本だけでなく、フランスにも進出しているって知ってましたか? 今回はそんな、フランスに進出している意外(!?)な日本企業をご紹介します。
■資生堂のフランス進出は1980年!まずご紹介したいのが日本の化粧品ブランド・資生堂。フランスに進出したのは1980年。それから30年以上もフランスと日本のオシャレを支えているんです。創業者が1900年のパリ万博で受けたフランスの印象は、以来ずっと資生堂という会社のコンセプトに影響を与えてきたようですよ。
日本のジュエリーブランド・ミキモトもパリに支店を持つ日本企業のひとつです。高品質な養殖真珠を扱うことで有名なミキモト。かつて海外進出の際、養殖真珠について天然にこだわる宝石商の反発を受けましたが、逆に養殖真珠でもそん色なく美しい「ミキモトパール」の名を世界中に知らしめたといいます。
■美しい目はメニコンが支えるコンタクトレンズのメニコンがフランスに進出したのは1977年。資生堂よりも3年前でした。コンタクトレンズの実用化に成功したのは1951年と、古い歴史をうかがわせます。ちなみにフランスでは、通常の視力補正用の球面レンズの次に「トーリック」という乱視補正効果のあるレンズが普及しています。特別フランスに乱視の人が多いというわけではなく、適切な処方を受けられているのが理由なのだとか。
■あの“kawaii”は世界をメロメロにする!?“kawaii”キャラクターの発信地としてサンリオが選んだのはパリでした。サンリオといえばあのハローキティが有名ですよね。キャラクターグッズやファッション小物まで手広く展開。子どもだけでなく大人の心もわしづかみにするサンリオは、日本の“kawaii”を世界的なものにしてくれそうな予感がします!
紆余(うよ)曲折もありつつ長きにわたってフランスで親しまれている日本企業。かわいいモノ好きの日本人のセンスが、世界に通用するのはうれしいことですね。現地に出掛けたときにはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)