■ 私が出会った 上司 列伝 ■/戸井 雄一朗
〜 無名のおっさん達から学んだ人生〜
スーパービジネスマンはあなたの職場にいます。
はじめに
4月も残りわずかとなり、 新入社員の方々も約1か月の慣れない社会人生活を過ごし、GWでちょっと一息といった感じでしょうか。
仕事の内容や職場の雰囲気等、とまどうことも多い1か月だったと思いますが、そんな中で良くも悪くも社会人生活に大きく影響を与えるのは、どのような上司につくか、ということがあると思います。
私も40歳を過ぎ今の自分が積み重ねてきたことを冷静に考えられるようにもなりました。 特に新入社員時代は同期の中で目立ちもしなかった私が、 まがりなりにもこうして独り立ちして、お客さんからその価値を認められてFeeを頂いているのは、 かなり早い時期に、社会人としてのベースを培ったからだと考えています。
そのベースとは、Visionaryである村山さんがよく言われている、『働くマインド』というもので、 職種に関わらず、人が職業人として成長していくための土台です。 詳しくは村山さんの記事を見てほしいのですが、 その土台が年を重ねるにつれて、仕事に対する自分のスタンスや振る舞いとなって表れてきます。
最近思うのは、幸運なことに、私はとても優れた土台を、割と早いタイミング築けたのではないか、 ということです。 きちんとした土台=マインドがあるからこそ、ここまでやってこれた、 いや、むしろ、自分にはこれしかないのではないかとすら思います。 自分で言うのでもなんですが、私はどんな新しい仕事でもそれなりに付加価値を出せるような気がしています。 (気がしてるだけかもしれませんが・・・) それは職種に依存しないしっかりとした土台があるからだと思っています。
こうした土台作りに大きく影響したのが、これから何回にわたって紹介する上司達です。 私は新卒で株式会社トーメン(現在は豊田通商に吸収)という商社に入り、5年を過ごしました。 今だからこそ正直に言えますが、当時はやっぱり三菱商事や住友商事に入りたかったです。 しかし、この5年でビジネスマンとしての基礎を叩き込まれ、仕事に対する強いマインドが培われたので、 今では、トーメンという会社に入って本当によかったと思っています。 20代〜30代前半の方、特に新入社員の方には小手先のスキルよりも、 しっかりとしたビジネスマンとしての土台を築いて欲しいのですが、 その「土台」がどういうものかを説明するのは、物書きではない私にとっては非常に難しいです。 なにしろ、今頃になって自分がその貴重さに気づくくらいですから。
そこで思いついたのが、この企画です。 これまで出会ってきた上司を語ることで、ビジネスマンとしての基本的な要素は何か、 仕事に対するマインドセットをどうもつべきかのヒントになればと思います。 そしてなにより、どんな上司にも学ぶべき部分があるということを知っていただきたいと思います。
ここでいう『土台』、『マインド』といったものは、これがあれば一億円稼げます!といったものではありません。 しかし、基本的な土台ができあがっていれば、上にどんなものを載せても揺るぎません。 つまり、会社で新しい仕事を任されても、転職しても、新しい仕事で結果を出せる自信がつくのです。 組織や会社に不必要に依存することなく仕事が出来ること、 その自信がまた他の人には出せない付加価値を生み出せる、という正のスパイラルをもたらしてくれるのです。
そんなビジネスマンになるきっかけをくれた上司達への感謝の気持ちと、 将来に不安を抱えている若いビジネスマンへの応援の気持ちを込めて、この記事を書きたいと思います。
第1回はこちら→ 私が出会った上司列伝 第1回
INSIGHT NOW! Visionary 戸井 雄一朗
スーパービジネスマンはあなたの職場にいます。
はじめに
4月も残りわずかとなり、 新入社員の方々も約1か月の慣れない社会人生活を過ごし、GWでちょっと一息といった感じでしょうか。
仕事の内容や職場の雰囲気等、とまどうことも多い1か月だったと思いますが、そんな中で良くも悪くも社会人生活に大きく影響を与えるのは、どのような上司につくか、ということがあると思います。
そのベースとは、Visionaryである村山さんがよく言われている、『働くマインド』というもので、 職種に関わらず、人が職業人として成長していくための土台です。 詳しくは村山さんの記事を見てほしいのですが、 その土台が年を重ねるにつれて、仕事に対する自分のスタンスや振る舞いとなって表れてきます。
最近思うのは、幸運なことに、私はとても優れた土台を、割と早いタイミング築けたのではないか、 ということです。 きちんとした土台=マインドがあるからこそ、ここまでやってこれた、 いや、むしろ、自分にはこれしかないのではないかとすら思います。 自分で言うのでもなんですが、私はどんな新しい仕事でもそれなりに付加価値を出せるような気がしています。 (気がしてるだけかもしれませんが・・・) それは職種に依存しないしっかりとした土台があるからだと思っています。
こうした土台作りに大きく影響したのが、これから何回にわたって紹介する上司達です。 私は新卒で株式会社トーメン(現在は豊田通商に吸収)という商社に入り、5年を過ごしました。 今だからこそ正直に言えますが、当時はやっぱり三菱商事や住友商事に入りたかったです。 しかし、この5年でビジネスマンとしての基礎を叩き込まれ、仕事に対する強いマインドが培われたので、 今では、トーメンという会社に入って本当によかったと思っています。 20代〜30代前半の方、特に新入社員の方には小手先のスキルよりも、 しっかりとしたビジネスマンとしての土台を築いて欲しいのですが、 その「土台」がどういうものかを説明するのは、物書きではない私にとっては非常に難しいです。 なにしろ、今頃になって自分がその貴重さに気づくくらいですから。
そこで思いついたのが、この企画です。 これまで出会ってきた上司を語ることで、ビジネスマンとしての基本的な要素は何か、 仕事に対するマインドセットをどうもつべきかのヒントになればと思います。 そしてなにより、どんな上司にも学ぶべき部分があるということを知っていただきたいと思います。
ここでいう『土台』、『マインド』といったものは、これがあれば一億円稼げます!といったものではありません。 しかし、基本的な土台ができあがっていれば、上にどんなものを載せても揺るぎません。 つまり、会社で新しい仕事を任されても、転職しても、新しい仕事で結果を出せる自信がつくのです。 組織や会社に不必要に依存することなく仕事が出来ること、 その自信がまた他の人には出せない付加価値を生み出せる、という正のスパイラルをもたらしてくれるのです。
そんなビジネスマンになるきっかけをくれた上司達への感謝の気持ちと、 将来に不安を抱えている若いビジネスマンへの応援の気持ちを込めて、この記事を書きたいと思います。
第1回はこちら→ 私が出会った上司列伝 第1回
INSIGHT NOW! Visionary 戸井 雄一朗