羽生結弦、フリー演技直前につぶやいたこと

24日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダリスト・羽生結弦へ、番組キャスターを務める嵐・櫻井翔が行ったインタビューの模様を放送した。

「最後に悔しい思いをして金メダルを獲らせて頂いているっていう状況なのでまた頑張んなきゃなっていう風に思っています」。インタビューの冒頭、このように語った羽生は、「フリーで滅多にしないようなジャンプでもミスをしてしまいましたし、今シーズンを通してミスをしているサルコージャンプでもミスをしてしまったので、やっぱりそこは悔しい」と続けた。

すると「今回のフリーだけは緊張していました」という羽生は、「僕が演技し終わった後に、最後に手をついて立ち上がるまでに“金メダルなくなったな”って思ってたんですね。ということは今思い返すとメダルを意識していた。ショートはそんなことなかった」と話すと、そのショートについては「楽しんでやれば集中し切れると思ってました。フリーの前も口が動いてるんですけど、あの時も“楽しんでいこう”って言ってから入ってます」と、フリーの演技前に呟いていたこととその理由を明かした。

4年後については「全力疾走」と書き綴った羽生。「ここで終わりじゃないので、僕にとっては。新たなスタートだと思いますし、自分にできることって少ないですけど、スケートに対して全力で頑張っていきたい」と意気込んだ。