ダルビッシュ、代名詞「スライダー」習得の意外なきっかけ
NHK「ニュースウオッチ9」(16日放送分)では、テキサスレンジャースでMLB 2シーズン目を終え、今季13勝・277奪三振・防御率2.83という成績を残したダルビッシュ有のインタビューを放送。その代名詞でもあるスライダーについて語った。
「キレが本当によかった。スライダーだけはいつでもストライクがとれるという感じだった」。こう語ったダルビッシュは、対戦が多く計52の三振を奪ったヒューストン・アストロズ戦を挙げ、「ヒューストンのバッターは真っ直ぐを狙ってくる感じだったのでスライダーを投げれば大丈夫」といい、登板機会の多い本拠地「ボールパーク・イン・アーリントン」については、「アーリントンは風が強いから、その日によって風も吹いている方向が全く違う。それで変化の違いが出ますね」などと振り返った。
また、スライダーを投げるようになった中学時代に話しが及ぶと、「中学のときからスライダーの握りは全く変わらないですね」と切り出したダルビッシュ。「カーブは色々変わるんですけど。僕の教えてくれたコーチが外野手のコーチだったんですけど、僕はカーブしか投げれなくて、“お前スライダー投げてみろ”って言われ、教えられて投げたら10個くらい三振が取れたんですよ。(打者が)全く当たらなくて」「(コーチが)適当に教えたのがはまったっていう、僕に」と、野手のコーチから言われた何気ない一言や適当なレクチャーが現在の主武器であるスライダーになったという意外な経緯を明かす。
インタビューの最後に「今後も研究されるのでは?」という質問を受けたダルビッシュは、「研究はしようがないようにはしているので、いくらでもどうぞっていう感じ」と涼しい顔を見せると「“こいよ”っていうよりも、スライダー狙ってきたらカーブ投げます。単純にそういうゲームだから。狙ってない球を投げるのが僕らの仕事だから」と淡々と答えた。
「キレが本当によかった。スライダーだけはいつでもストライクがとれるという感じだった」。こう語ったダルビッシュは、対戦が多く計52の三振を奪ったヒューストン・アストロズ戦を挙げ、「ヒューストンのバッターは真っ直ぐを狙ってくる感じだったのでスライダーを投げれば大丈夫」といい、登板機会の多い本拠地「ボールパーク・イン・アーリントン」については、「アーリントンは風が強いから、その日によって風も吹いている方向が全く違う。それで変化の違いが出ますね」などと振り返った。
インタビューの最後に「今後も研究されるのでは?」という質問を受けたダルビッシュは、「研究はしようがないようにはしているので、いくらでもどうぞっていう感じ」と涼しい顔を見せると「“こいよ”っていうよりも、スライダー狙ってきたらカーブ投げます。単純にそういうゲームだから。狙ってない球を投げるのが僕らの仕事だから」と淡々と答えた。