2点目、同点ゴールを奪った本田を取り囲むイレブン (撮影:岸本勉/PICSPORT)

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日本時間16日、ベルギーのヘンクではサッカー国際親善試合=日本×オランダ戦が行われ、試合は2-2の引き分けとなった。前半2点を獲られた日本代表だったが、大迫勇也のゴールで1点差にすると、後半15分には見事なパスワークから本田圭佑が同点ゴールを決めた。強豪国を相手に善戦と呼べる試合となったが、辛口サッカー解説者・セルジオ越後氏の見解はいかに。

ファンにとってはお馴染みとなったセルジオ氏のツイッター。試合前は、「スタメンが発表されたね。山口蛍や清武を入れてディフェンシブなメンバーにしてきたね」と呟いたセルジオ氏は、試合がはじまり、さっそく日本が先制を許すと「日本は前半追いかけすぎて疲れてきているね。オランダのゴール前で早いボールスピードで回されるとDFは見ることしか出来ないね」「レフェリーが手伝わないと得点取れないんじゃないかな?」などと厳しいツイートを連投する。

しかし、本田の同点ゴールについては「今の得点は素晴らしい!!ダイレクトでの連携。大迫のポストが効いたね」と珍しく絶賛したセルジオ氏。しかし、日本が主導権を握るような試合展開になると、同氏はオランダの不調を強調、日本に“満足するな”と言わんばかりに、「こんな悪いオランダには勝たないと」、「親善試合的なオランダの内容に引き分けて満足している日本は残念だ。勝てる試合に勝てない事をもっと反省しないとならない」、「エースのファンペルシー不在や、オランダが練習試合的に流した感が否めない」、「日本は格上のオランダに同点で満足しているんだろうね?大学生がプロのチームに練習試合で同点で金星を掴んだと思うようなものだね。W杯本番では相手はこんな試合はしてこない。勝ち点3取れない事に日本の問題を感じるね」などと訴え続けた。