ミランは少なくとも来週末まで、マッシミリアーノ・アッレグリ監督と前進するようだ。チャンピオンズリーグのバルセロナ戦、リーグ次節のキエーヴォ戦が終わるまで、である。

１年前から、信頼の証と解任の噂の間で揺れ動いてきたアッレグリ監督。夏にクラブから信頼を示された同監督だが、シーズン序盤戦での不振（11試合を終えて勝ち点12、昨季の同14よりも悪い数字）を受けて、再び進退が騒がれている。

ミランは２日のセリエＡ第11節で、フィオレンティーナにホームで敗北を喫した。さらに状況が悪くなり、『ミラン・チャンネル』によると、クラブのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長とアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、同監督の進退について話し合いを行っている。

フィオレンティーナ戦でガッリアーニ代表取締役は試合途中にスタンドを離れた。だが、その不満にもかかわらず、アッレグリ監督は当面、指揮を執り続けることになった。チームは３日から合宿に入っている。だが、この信頼は“期限つき”だ。バルセロナ戦とキエーヴォ戦が、アッレグリ監督の運命を決めることとなる。