野球解説者の清原和博氏

写真拡大

14日放送、TBS「S1」では「番長・清原&アニキ・金本 プロ野球言いたい放題SP!」として、野球解説者・清原和博氏と金本知憲氏が出演。プロ野球界の最新トピックスに言及した。

まずはプロ野球新記録となるシーズン56本目のホームランが待たれるヤクルト、ウラディミール・バレンティンが出場した14日の阪神戦から。この日はホームのクロスプレーでマートンの激しいタックルに相川亮二が激怒、乱闘になる場面があった。

このプレーに清原氏は「ランナー的にはタイミングが合わなかったのでしょうがない」と話し、金本氏も「ベースの前に送球がきたので、ランナーとしてはぶつかっていかないと怒られますよね。ぶつかり方っていうのがありますから。肘とか出してたりしたらダメだと思いますが、普通にタックル行くのは仕方ない」と理解を示した。

ここでTBS佐藤文康アナウンサーから、「(田中雅彦はマートンのタックルで)5月に左の鎖骨を骨折しているので(ヤクルトにとっては)“2回目だろ”っていう意識があるのでは」と背景を述べると、清原氏は「もうちょっと日本人選手、鍛えないとダメですね」とも。また、小島瑠璃子から「どうして(乱闘では)全員出てくるんですか?」と訊かれると、「全員出てくるっていう申し合わせがチームの中である」という清原氏に対し、金本氏は「僕は出ないことはありました。裏でお茶飲んでたり」と周囲を笑わせた。

そして、14日の試合で記録更新はならなかったバレンティン。清原氏は「超えるのは間違いないと思うんですけど」と前置きした上で、バレンティンとの勝負を避ける場面が増えていることについても「昔、嫌なシーンを沢山見てきたので。バースであったり、ローズであったり、カブレラだったり。王さんの記録を抜いてはいけないという聖域みたいなものがあった」と語り、野球界の悪しき習慣にチクリ。金本氏も「王さんの55本を外国人選手に抜かれるというのは正直寂しいという思いはあるんですけど、記録はいつか抜かれる。(バレンティンは)素晴らしいですね、打ち方も」と絶賛。今季21連勝を達成し、バレンティンと同じく記録の更新が注目されている楽天・田中将大については「凄いですよね。どれだけ給料上がるのかな」と嬉しそうに話す清原氏だった。

■関連リンク
清原和博氏、二刀流ルーキー大谷翔平に「頭にくると思う」
「阿部は6番くらい」 “番長”清原が言いたい放題
清原の審判恫喝、対戦相手がブログで意見