by United States Mission Geneva

ウェブサイトやフリーペーパーなどを作る際に印象的なフォントを使うと人目を引いたり、集客力の強化につながる他、日常生活においても「読みにくいフォント」で学んだ情報の方が記憶に残るということが明らかになっていますが、オリジナルデザインのフォントを簡単に作成できるのが「Handwriting font creator」。プリントアウトした専用の用紙に手書きで文字を書き込み、ファイル化してアップロードするというプロセスで、あっという間にオリジナルの手書きフォントが完成します。

Handwriting font creator
http://www.myscriptfont.com/


まずは「Template」をクリックしてPDFファイルをダウンロード。


そしてダウンロードしたファイルを印刷します。


印刷した用紙は一見ただの真っ白な紙に見えますが、よく見ると薄く枠が書いてあり、枠の内側に薄くアルファベットも表記されています。


薄く書かれたアルファベットの上にペンを使って手書きで文字を書いていきます。


文字を書き終えたら用紙をスキャンし、解像度300dpiのグレースケールの画像ファイルにします。形式はJPG、PNGもしくはTIFFで行い、ウェブサイト上の「参照」からファイルを選択。


フォントの名前とフォーマットを決めて「Send file」をクリック。


ファイルが無事アップロードされると「The quick brown fox jumps over the lazy dog.」という文章が見覚えのある文字で表示されました。ここの例文が問題なく表示されていたらフォント化に成功しているということなので、あとはフォント名をクリックしてフォントをダウンロードすればOK。


実際に作ってみた手書きフォントはこんな感じ。ボールペンで書くと一部文字が消えてしまっている箇所もあるので、ある程度太さのあるペンでしっかり書くのがオススメ。


GIGAZINEと書いてみました。


VをVサインにしてみたところ、文字を絵文字化させることも成功。日本語には対応していませんが、手書きっぽい文書を作成できる他、オリジナルデザインのフォントも簡単に作れるのでフリーペーパーやポスター作成時など、さまざまなシーンで使えそうなフォントとなっています。


なお、あらゆる言語に対応したバージョンも現在テスト中とのことです。