厚生労働省が発表した3月の毎月勤労統計調査（速報、事業所規模5人以上）によると、製造業の残業時間が8カ月連続で減少したことが分かった。

　3月の製造業の残業などの1人当たりの所定外労働時間は、前年同月比3.8％減の15.0時間だった。産業全体の所定外労働時間は、前年同月比2.8％減の10.6時間で7カ月連続の減少。

　一方、3月の現金給与総額は27万5746円（前年同月比0.6％減）で2カ月連続の減少となった。

　現金給与総額のうち、所定内給与は24万1922円（前年同月比0.8％減）、所定外給与は1万8778円（同3.7％減）、賞与や手当などの特別に支払われた給与は1万5046円（同8.2％増）。

今年も初任給上がらず､据え置いた企業が5年連続で9割超
加速するリストラ　バブル期入社、定年前社員が対象に
人材採用の専門誌が評価する「人材コンサルティング会社」

「日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の人事専門誌です。