ミラン会長はアッレグリの解任をすでに決断か…後任にインザーギら

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 ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の今シーズン限りでの解任を決断したとイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 同紙は、ミランが現在フィオレンティーナと争っているチャンピオンズリーグ出場圏内のリーグ戦3位の座を確保したとしても、2014年まで残されているアッレグリ監督との契約を解除すると見ている。サポーターはアッレグリ監督を支援する姿勢を見せているが、さらに強いチームにすることをベルルスコーニ名誉会長は求めている模様だ。また、アッレグリ監督は、ミランを退団後にローマの新指揮官に就任するのではないかとの見解も示され、3年契約を結ぶとも報じられている。

 ミランは、アッレグリ監督を解任し、クラブ所属経験のある元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギ氏、同DFアレッサンドロ・コスタクルタ氏、ボタフォゴ所属の元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ、PSV所属の同MFマルク・ファン・ボメルが後任候補に浮上していると、同紙は報じた。ゼニト・サンクトペテルブルクのルチアーノ・スパレッティ監督の名も後任候補に挙がったが、こちらは600万ユーロ(約7億7000万円)と見られる高額年俸がネックになっていると併せて伝えている。