Canon EOS Mを使って自分好みの設定で写真を撮ってみよう!「マニュアル露出」の操作方法を写真と動画で解説【ハウツー】


今年の9月下旬にキヤノン初のミラーレス一眼カメラとして発売された「EOS M」を使って、これまでに「猫カフェ」で撮影したかわいい猫ちゃんの画像や、人物撮りとしてコスプレイヤーさんを撮影した画像、ファミリーやカップルで訪れやすい撮影スポットとして動物園で撮影した画像などを紹介してきました。

これまでの記事にも度々「マニュアル露出」での撮影について触れてきましたが、今回はEOS Mでマニュアル露出の設定、操作方法を紹介します。


EOS Mは、コンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)ではなくデジタル一眼レフカメラに近いカメラです。そのため、本体サイズはコンデジ並でも、コンデジではできない細かな設定が可能です。マニュアル露出モードでは、シャッタースピード、F値、ISOなどの設定ができ、より自分好みの写真撮影ができます。


まずはシャッターボタン周囲のダイヤルでモードの切り替えをする


タッチパネルに対応しているので各種設定項目をタッチする


M(マニュアル)のほかにもAV、TV、Pなどのモードが選択できる


ホワイトバランスの設定も可能


シャッタースピードはダイヤルを回し(スライドさせ)て設定する


F値も同様にダイヤルで設定する


ISOも設定もできる。最大12800まで対応する

全てタッチパネルからの操作となるので、アイコン表示など慣れていないと戸惑うが、難しい操作はないのですぐに慣れることができるでしょう。むしろ慣れた際に、設定をいじりながら撮影するとタッチパネルが故に素早く設定変更できないことが気になる。

やはり物理的なダイヤルをカリカリと回したほうが数値の変更などは速いが、そこは許容できる撮影環境であれば特に気にならないかもしれない。逆に許容できない撮影環境であれば、デジタル一眼レフカメラを検討したほうがいいでしょう。

とは言え、このサイズでレンズ交換ができ、ホワイトバランスや露出をマニュアル設定できるのは大きな魅力であり、デジタル一眼レフカメラの代わりとして利用することもできます。

EOS Mに触れる機会があれば是非マニュアル露出も試して欲しい。最後にマニュアル露出での一連の操作を行った動画を紹介します。


家電チャンネル:キヤノン EOS Mでマニュアル露出設定の操作方法

撮影・記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


■EOS M スペック
型式:デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ
有効画素数:約1800万画素
使用レンズ:キヤノンEF-Mレンズ群、キヤノンEFレンズ群(EF-Sレンズを含む)※
  ※ マウントアダプターEF-EOS Mが必要。
 (有効撮影画角は、表記焦点距離の約1.6倍に相当) 
記録媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
液晶:ワイド3.0型(3:2)TFT液晶/約104万ドット
大きさ:約108.6(幅)×66.5(高さ)×32.3(奥行)?
重さ:約298g(CIPAガイドラインによる:本体+バッテリーパック+カード)/約262g(本体のみ)

■製品ページリンク
キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS M|概要

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