SUBARU BRZがいよいよ本日、3月28日から発売となりましたが、富士重工が同車の受注状況を発表しました。


それによると、受注台数は発表後約2ヵ月(3月26日まで)で目標の約4倍となる3551台とのことです。ちなみに月販目標は450台です。また、トヨタが3月6日に発表した86の受注状況は、月販目標1000台に対し1ヵ月で7000台となっています。
トヨタが約7倍なので、数字だけを見ると少し地味に映るかもしれませんが、トヨタとスバルの企業規模やカラーを考えるとまずまずかもしれません。


気になるグレード構成比は、S(走りの装備と快適装備の充実した最上級グレード)が78.4%、R(快適性と燃費性能をバランスさせた標準グレード)が18.5%、RA(カスタマイズに最適なグレード)が3.1%と、Sが圧倒的な人気になっています。


個人的には、コストパフォーマンスや車格に応じた価格という点を考えると、標準グレードのR(6MTで247万8000円)かなと思っていただけに少し意外に感じるのですが、最初だけに最上級グレードのS(6MTで279万3000円)に集中したというところでしょうか。


次に、ミッション構成比は、6MTが66.3%、E-6ATが33.7%で、2対1の割合で6MTが選択されています。走りを楽しむクルマだけに6MTが倍になっているのは喜ばしいところです。


外装色構成比は、WRブルー・マイカ33.9%、サテンホワイト・パール24.4%、クリスタルブラック・シリカ16.5%、スターリングシルバー・メタリック8.4%、ダークグレー・メタリック6.3%、ライトニング・レッド6.1%、ギャラクシィブルー・シリカ4.4%。
こちらは、WRブルー・マイカが3台に1台のペースで受注されています。スバルと言えばこの色ですから、これは当然の結果と言えるでしょう。サテンホワイト・パールが4台に1台のペースで続いており、これもうなずける結果です。


最後に、購入者年齢構成比ですが、30〜39歳が27.9%、29歳以下が27.5%、40〜49歳が23.3%でほぼ並んでおり、50〜59歳も13.8%、60歳以上も7.5%とまずまずのシェアを占めています。高い年齢層にも人気なのは、それだけ手頃なスポーツカーに飢えていたということでしょうか。
ちなみに、「運転して愉しい車」、「低重心で安定しており安心できる」、「運転がうまくなるように感じる」などといった声が多かったそうです。


今日から発売となるBRZ、すでにディーラーにも展示されていることでしょうし、うまくいけば試乗車も用意されているかもしれません。今週末まで待てずに、今からでもディーラーに出かけますか?


(ジム加納)


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