ツリー・オブ・ライフ

写真拡大

 昨年5月「第64回カンヌ国際映画祭」でパルムドール(最高賞)に輝いた映画『ツリー・オブ・ライフ』。これまでにもアメリカ国内の数々の賞を受賞してきた同作が、昨夜発表された「第84回アカデミー賞」でも作品賞、監督賞、撮影賞の主要部門でノミネートされた。

 『ツリー・オブ・ライフ』は、成功した実業家であるジャック(ショーン・ペーン)が人生の岐路に立ち、幼い少年時代を回想し、思いを巡らすうちに、すべてを乗り越えつながり続ける家族の姿に、過去から未来へと受け継がれていく生命の連鎖を見出していくストーリー。日本では昨年8月に公開され、ハリウッドの実力派人気スター、ブラッド・ピットとショーン・ペンの共演と、心に残る美しい映像が話題となり、興行収入6億2千万円を記録した。

 パルムドールの他、昨年11月には本年度の賞レースの口火を切る権威ある賞として注目度の高い、東の老舗「ニューヨーク映画批評家協会賞」でも主演男優賞、助演女優賞、撮影賞の三冠を達成。3月7日には、同作がブルーレイ&DVDとなって発売される。

「第84回アカデミー賞」特集ページ - MOVIE ENTER




■関連記事
【速報】「第84回アカデミー賞」ノミネート発表、『ヒューゴの不思議な発明』が最多11部門
鳥越俊太郎が『戦火の馬』全国特別試写会で“希望”を語る
“ゴールデン・グローブ主演女優”メリル・ストリープの来日が決定
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』、オクタヴィア・スペンサーが初のGG受賞
【速報】第69回ゴールデン・グローブ賞、『アーティスト』が最多3冠