11月16日より発売中の関ジャニ∞最新アルバム「FIGHT」。バンドスタイルでの横山の担当はパーカッション。コンサートツアーでは、ティンパニを激しく演奏する姿が印象的でした

写真拡大

ヨコちょ、お疲れ様、ありがとう!

ジャニーズ事務所公式ケータイサイト「Johnny’s web」にて2009年4月から毎日更新されていた、関ジャニ∞メンバー横山裕のブログ「よこやまうゆうのにっき。」が1月19日(木)に1000回を迎え終了した。

平日休日問わず一日一回更新され続けたこのにっき。Johnny’s web内で、週一回や不定期更新などのコーナーが多いなか、関ジャニ∞メンバー内では横山裕と丸山隆平のふたりだけが毎日更新を続けていた(丸山の連載「丸の大切な日」は継続中)。

「1000回でやめる」そう断言していた。けれど本当に終わってしまった…
毎晩18時頃の更新。仕事や学校がツラくても、この時間を楽しみにサイトにアクセスしていたファンがどれだけいたことでしょう。私の友人の熱心なファンは、一緒に飲んでいても、そろそろ更新されたかなという時間になると「あ、ちょっと待って。ヨコからのメール読まなきゃ♪」と、自分宛のラブレター気取りでルンルンでケータイを開いていたものです。あの友人の乙女顔ももう見ることができないのか…

世間で横山の印象といったら、バラエティ番組で積極的に前に出てくる、ワーワーとおちゃらけたお笑い担当という印象が強いよう。メンバーの村上とともに出演中の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系列11:55〜13:55/木曜レギュラー)では、ゲストの話そっちのけでスタジオに用意されたグルメのガチ食いに走ったり、口いっぱいに含みながら村上の体をバシバシ叩いて美味しいアピールをしたりと、子どものようにはしゃぐワンパクな姿が印象的だったりもする。

ただ実はそんな反面、関ジャニ∞最年長として人一倍グループ愛に熱く男っぽい一面もある。毎回のコンサートのラストでは、背筋をピンと伸ばしての真摯な挨拶と、腰から折り曲げる深々と長いお辞儀を欠かさない。「心から言ってやる。関ジャニ∞は最高で最強だ。俺は関ジャニ∞でほんまに良かった。関ジャニ∞が大好きだ」(2009年7月31日/コンサートツアー「PUZZLE」終了翌日のにっきより引用)。こんな、テレビではあまり見せることのない、プロとしての素直で熱い一面もこのにっきで見ることができた。

関ジャニ∞は、2011年11月〜12年元旦にかけての5大ドームツアーを終えたばかり、2012年はグループの名前「エイト」にかけた8周年イヤーをむかえることになり、現在ドラマ、バラエティ、ラジオに雑誌とグループ・個人ともに出演も順調だ。

この勢いにのってもしかして水面下で話が進んでいるのかもしれませんが…出版関係者のみなさまには、どうかこのファンに愛され続けてきたにっきの書籍化をご検討いただきたいものです。

ちなみにこれまで「Johnne’s web」から書籍化されたものは、V6井ノ原快彦『イノなき』(角川書店/2006)、TOKIO国分太一『タヒチ―タイッチのリゾート気分で』(M.Co./2007)などがある。

継続は力なり。1000日という約2年半の日々を、どんなに忙しくても、そして特に書くことがない日でも、とにかく毎日継続したことのすごさ。

Johnny's Webでは、1月20日(金)よりvol.1〜1000までのバックナンバーを1月いっぱいという期間限定で公開中。いまなら感想を送ることもできる。再開の声が多ければシーズン2発足もあるか?そして書籍化はありえるのだろうか?毎日のにっきの最後に必ず結びの言葉として添えられていた、「ドロン(人が走る絵文字)」。これを活字で見られる日がやってきますように!(夏トマト)