映画『フライトナイト/恐怖の夜』 (C)Dream WorksIIDistribution Co.,LLC. All Rights Reserved.
 ホラーとユーモアを見事にブレンド! カルト的なファンの中で“伝説の映画”として語り継がれてきた名作『フライトナイト』。四半世紀の時を経て、新たなキャストとスタッフ、新たな構想のもと映画『フライトナイト/恐怖の夜』(1月7日より公開)として蘇り、大ヒット上映中だ。本作でヴァンパイア役を演じているコリン・ファレルとクレイグ・ギレスピー監督のインタビューが届いた。

 本作は、ホラー&SF界ではアカデミー賞を凌駕する名誉、サターン・アワードで最優秀ホラー賞、最優秀脚本賞、最優秀助演男優賞を獲得した『フライトナイト』を最新鋭の3Dで映像化。主人公の高校生・チャーリー(アントン・イェルチェン)は、学園No.1アイドルのエイミーをゲットし、絶好調な毎日を過ごしていた。そんな時、隣にジェリー(コリン・ファレル)という男が引っ越してくる。ある夜、チャーリーは、彼が美女の生き血を吸いつくすヴァンパイアだったことを知ってしまう。正体を知られてしまったジェリーは、反撃を開始。チャーリーの家は破壊され、母親も重症を負う。次に、ジェリーが狙ったのは、チャーリーの恋人・エイミーだった。ヴァンパイアから恋人を守ることができるのだろうか。

 本作でセクシーなヴァンパイア役を演じるコリン・ファレルは、本作について以下のようにインタビューに答えた。
 

――このプロジェクトに出会うきっかけは?

コリン・ファレル:この3、4年シリアスな役ばかりを立て続けに演じていたんだ。だからエージェントにも文字通り「まるっきり全然違う、コメディ要素があって楽しい作品に参加したい」と言っていたよ。そんなタイミングでこの映画の話がきたんだ。

――作品について教えてください

コリン・ファレル:この映画が成立するかどうかは監督によって大きく左右されるだろうと思ったんだ。監督のクレイグ・ギレスピーと話しているうちに、人間のあらゆる恐れ、自責、後悔、あわれみを駆使して、抑制のきかないキャラクターを演じる事は、すごく刺激的なことだということに気づいたんだ。

 さらに、クレイグ・ギレスピー監督もインタビューに答えてくれた。

――このプロジェクトの魅力は?

クレイグ・ギレスピー監督:マーティ・ノクソンの脚本ですね。特にヴァンパイア映画を撮りたいと思っていたわけではなかったのです。読むとホラーとユーモアが見事にブレンドされていました。私はジャンルがミックスされた作品が大好きで、この企画について考えが止まらなくなり、色々と想像を膨らませた上で、引き受けることにしました。

――ヴァンパイア役を演じるコリン・ファレルについてはいかがですか?

クレイグ・ギレスピー監督:悪役としての楽しさがあることが重要でした。楽しさがあってこそ悪役として成り立つのではないかと思うのです。自分の行いに対してユーモアの精神を持っていれば、残酷さを楽しんでいるように見えますからね。そういう部分をコリンはしっかり掴んでいます。彼は残酷さを楽しんでいますよ。

 コリン・ファレルが“残酷さを楽しむ姿”は、ぜひ劇場でチェックしよう。

 映画『フライトナイト/恐怖の夜』は、3D&2Dで大ヒット上映中。

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