【DVDエンター!】アメリカ政府が極秘に輸送した“誰にも話してはいけない秘密”
1982年の公開から15年間に渡り映画史上最大の興行収入を記録した『E.T.』や、『スタンド・バイ・ミー』(1986年)などと並び“不朽の名作”と称され、今年6月に劇場公開された映画『SUPER 8/ス−パーエイト』。“映画界の巨匠”スティーブン・スピルバーグと“仕掛けの天才”J.J.エイブラムスが初めてタッグを組み、全世界が注目した極秘プロジェクトムービーは、動員100万人を突破し、3週連続で1位を獲得。その『SUPER 8/ス−パーエイト』が12月2日、ブルーレイ&DVDとなって発売されました。
・『SUPER 8/スーパーエイト』特集ページ - MOVIE ENTER
SUPER8/スーパーエイト
'79年、合衆国政府はネバダ州の空軍基地エリア51を閉鎖。すべての研究素材はオハイオ州の別施設に極秘のうちに列車で移送されようとしていた。だが、列車が事故に遭い、荷の中から“何か“が姿を現わす。スーパー8ミリ・フィルムが捕えていた、その正体とは!?『SUPER 8/スーパーエイト』とは?
スーパーエイトとは、1965年にコダックが発売したカセット式のフィルム、カメラで、多くのメーカーがこの方式のカメラを発売しました。物語は、8ミリ映画の撮影に夢中になっている主人公たちが撮影中に偶然、アメリカが隠す"何か”を秘密軍事施設から輸送していた列車の脱線事故に巻き込まれ、その一部始終を撮影してしまったことから始まります。実は、スティーブン・スピルバーグとJ.J.エイブラムスの出会いも、8ミリ映画がきっかけ。J.J.が16歳の時、8ミリ映画コンテストに出品した作品がLAタイムズで取り上げられ、その記事を読んだスピルバーグは、自身が15歳の時に撮影した8ミリ映画を編集して完成させて欲しいとオファー。J.J.は感動を覚えながら、その依頼をこなしたそうです。アメリカ政府が極秘に輸送した“誰にも話してはいけない秘密”
スピルバーグが“一番個人的な作品”と語る『E.T.』をはじめ、UFOや宇宙人を題材にした映画は数え切れません。『スタートレック』などの監督も務めたJ.J.エイブラムスの製作により公開された映画『クローバーフィールド』では、冒頭で「本編はアメリカ国防総省が保管している記録映像である」と説明。家庭用のビデオカメラによって撮影された映像には、自由の女神の頭部を破壊した謎の巨大生物が、世界最強を誇るアメリカ軍の攻撃をものともせず、ニューヨークの摩天楼を蹂躙する姿が収められていました。『SUPER 8/スーパーエイト』でアメリカ政府が極秘に輸送していた“何か”とは、人類の“友だち”あるいは“破壊者”なのか? そして、その秘密を目撃してしまった少年たちの運命は如何に?“不朽の名作”と絶賛されるワケ
物語の主役は、どこにでもいる普通の子どもたち。主人公の14歳の少年ジョーは母親を事故で亡くし、父との二人暮らしで、8ミリ映画に出演する少女アリスに密かに想いを寄せています。そのアリスも母親に愛想をつかされた父との二人暮らしで、8ミリ映画の監督を務めるチャールズの他、トラブルメーカーのケアリー、気弱なマーティン、マイペースなプレストンといった登場人物が、物語にリアリティを与えています。誰もが一度は幼年期に体験したであろう、友だちとの冒険や、淡い恋。スティーブン・スピルバーグとJ.J.エイブラムスが“映画を愛する全ての人へ捧げる”と語る『SUPER 8/スーパーエイト』が、“不朽の名作”と称される理由は、最近の作品では感じられなくなってしまった、幼い頃に観た映画の素晴らしさを思い出させてくれる点にあるのではないでしょうか。・『SUPER 8/スーパーエイト』特集ページ - MOVIE ENTER
SUPER 8/スーパーエイト [DVD]posted with amazlet at 11.12.04パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2011-12-02)
売り上げランキング: 230