映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』より (C)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
一人は皆のために、皆は一人のために――。誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「三銃士」の有名な一節だ。「三銃士」は、フランス国王を守る銃士たちの友情、ロマンスなどを描き、19世紀の連載開始以来、世界中の人に愛され続けている。特に冒頭の一節は、ラグビーなど団体スポーツでチームの絆を約束する言葉として、今も語り継がれている。

そんな大ベストセラーが全く新しい設定のもと、壮大なアクションエンターテインメント作品として生まれ変わった。10月28日(金)から3D・2D同時公開される映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』だ。

家康が大阪城を空爆!?

17世紀のフランスを舞台に、かのレオナルド・ダ・ヴィンチが書き起こした飛行船の設計図から、実際に飛行船が作られ、移動や兵器として使われるという奇想天外なストーリーが展開する。

飛行船が誕生したのは、19世紀に入ってから、と言われているので、中世ヨーロッパで2世紀も未来の技術が使用されていることになる。日本の歴史で言うなら、徳川家康が大阪の陣で、豊臣家の大阪城を空爆しているようなものだろう。

中世フランスの上空を、大砲を乱射しながら飛び交う巨大飛行船のシュールな映像は、最新の3D映像技術と相まって、思わず身をのけ反らせる迫力に仕上がっている。

『パイレーツ』出演を断って選んだ悪役

豪華な俳優陣が出演していることも見逃せない。オーランド・ブルームが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』への出演を断って選んだという自身初の悪役・バッキンガム公爵を怪演。三銃士を罠にはめ、イギリスからフランスへの勢力拡大を目論むオーリーの姿は、これまでの“善人”イメージを覆すハマりっぷりだ。

監督も「ジャック・スパロウ以来のヒール(悪役)の誕生だ」と絶賛のコメントを出している。また、謎の美女・ミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチとのセクシーな掛け合いも見せ場の一つになっている。

“三銃士”を結成したいなら?

『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督の指揮のもと、『プロジェクトA』のようにアクロバチックな格闘アクション、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のように魅力的なキャラクター、そして『ルパン三世』のようにウィットに富んだセリフ回しが、ふんだんに盛り込まれた快作が誕生した。

家族や友人らで“三銃士”を結成して観に行けば、さらに深い絆が生まれるに違いない。まず、三銃士を結成したいと思うなら、キャンペーンサイトをチェックしよう。

映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は、10月28日(金)より3D・2D同時公開。

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