日本初!高速データ通信モバイルWiMAXに対応したauスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」の外観を徹底チェック【レビュー】
日本初!WiMAX通信が利用できるAndroidスマートフォンが登場!

モバイルWiMAXというのは、UQ WiMAXで採用されている次世代高速データ通信です。最近では青色のガチャピンやムックがCMをしているのもご覧になった方も多いハズ。近年、エリアを急速に拡大し、工事不要の高速通信が手軽に利用できるということで人気となっています。

4月15日に、その次世代高速通信WiMAXが利用できるAndroidスマートフォン「hrc EVO WiMAX ISW11HT」が発売開始されます。今まではUSBスティックタイプやWi-Fiルータータイプがありましたが、このたび日本初としてAndroidスマートフォンにWiMAX通信機能が搭載されているのです。そして衝撃的なのは月額525円で端末をWi-Fiルータとして利用するテザリング機能も利用が可能なのです!
それにより、下り最大40Mbpsという高速通信安価で可能できるようになりました!

今回は「htc EVO WiMAX ISW11HT」の外観に迫ってみましょう!

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(写真左=htc EVO WiMAX ISW11HT 写真右=htc Desire X06HT)
今回は比較用として筆者のhtc Desire X06HTも登場させてみました。まずパッと見よくわかるのが、その大きさ。「htc Desire X06HT」も3.7インチディスプレイを採用しているのですが、「htc EVO WiMAX ISW11HT」は4.3インチディスプレイを採用していますので、迫力が違います!
解像度は800x480ドットのワイドVGAとなっています。

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(写真左=htc EVO WiMAX ISW11HT 写真右=htc Desire X06HT)
「htc Desire X06HT」では4ボタン+光学ジョイスティック兼決定キーを採用していましたが、「htc EVO WiMAX ISW11HT」では4つの機能を持たせたタッチパネルに変更。目的の場所をタップすることで操作ができます。画面の大型化に伴い、光学ジョイスティック兼決定キーは無くなっているようです。

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(写真左=htc EVO WiMAX ISW11HT 写真右=htc Desire X06HT)
背面です。大きな違いは、まず背面にスタンドが付属されています。このスタンドを立てることで横画面にて大迫力の動画を卓上にて楽しむことができます。この機構はソフトバンクモバイルで発売されていたSAMSUNG製3Gモデルである「OMNIA Vision 940SC」や「941SC」にも採用されています。
またカメラ部分には白色LEDを2つ(Desireは1つ)搭載し、カメラフラッシュ時の光量アップを実現しています。

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(写真左=htc EVO WiMAX ISW11HT 写真右=htc Desire X06HT)
リアカバーを外してみました。色合いですがhtc Desireとは違い、「htc EVO WiMAX ISW11HT」は赤で統一されています。

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「htc EVO WiMAX ISW11HT」右側面
「htc EVO WiMAX ISW11HT」の型番である、ISW11HTの表記がプリントされています。また右側面上部にあたる場所にはボリュームキーがあります。

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「htc EVO WiMAX ISW11HT」左側面
左側面はいたってシンプル。何もありません。

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「htc EVO WiMAX ISW11HT」下部
充電コネクタとの兼用であるmicroUSBスロットと、HDディスプレイとの接続を可能にするHDMI(マイクロD)スロットを搭載しています。

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「htc EVO WiMAX ISW11HT」上部
上部には3.5mmステレオミニプラグスロットと電源キーを搭載しています。この配置は国内で発売しているhtc製Android端末で多くみられます。

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カメラ部分をアップ
カメラは800万画素CMOSを搭載。720pで秒間25コマのHD動画が撮影可能になっています。白色LEDを2つ搭載し、暗所での撮影能力が向上しています。

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バッテリーです。
バッテリーは3.7V 1500mAhという大容量のものを採用し、WiMAX利用時でも長時間利用を実現しています。

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バッテリーを外してみました。
「htc EVO WiMAX ISW11HT」は最近のモデルでは珍しいSIM非対応モデルとなっています。ですので、他の端末のようにauICカード(R-UIMカード)を差し替えて他の端末を利用するということができなくなっています。
またバッテリーで押されるかたちでmicroSDカードスロットがあります。これはバッテリーを装着することでmicroSDカードの端子を本体に接触させるタイプのようであまり見ないシステムですね。

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背面スタンドを利用して「htc EVO WiMAX ISW11HT」を立たせてみました。

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このように卓上で利用が可能になり、ウェブブラウジングや動画視聴に4.3インチ大画面が役立ちそうです。


本体の大きさはソフトバンクモバイルの「htc Desire HD 001HT」とほぼ同じながら、WiMAX搭載分だけ少々厚みが増え、重量も約170gとスマートフォンの中でもかなり大きい部類に入るモデルだと思います。
4.3インチワイドVGAディスプレイも成人男性の手でも片手での利用は難しいかもしれません。ですが、大画面であるメリット、そしてWiMAXが安価に利用できる面といった魅力があるインターネットを快適に利用する端末になっていると思います。

「htc EVO WiMAX ISW11HT」は4月15日に発売予定となり、価格は68,250円。そこからISフラットかダブル定額に加入することで24ヶ月割引が受けられる毎月割が1,500円(24ヶ月で最大36,000円)割り引かれ、実質32,250円となるようです。(記載はエスマックス編集部が調査した参考価格です。実際の価格は店舗にてお問い合わせください)

記事執筆:ホセ


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