セルビア暴動でイタリアの責任を問う声 FIFA会長も疑問視
12日のEURO予選グループC、イタリア対セルビアの一戦は、セルビアサポーターの暴動により中止となった。翌13日、UEFAはジェノヴァで起きた事件について、調査に乗り出すことを発表している。
UEFAはルイジ・フェッラーリス・スタジアムの映像を提供するよう、イタリアサッカー連盟に要求。審判団からの報告書も受け取ってから、委員会が調査に入るようだ。
ここで注目されるのは、イタリア側の責任についてである。『ANSA通信』によると、UEFAのスポークスマンであるロブ・フォルクナー氏は、「事件を起こした側の責任はもとより、UEFAは試合を組織した連盟についても確認する。試合開催にあたり、スタジアムの安全性に問題はなかったのかを調査しなければならない」と述べているようだ。
同スポークスマンはさらに、「現時点で言えることはない。これから規律委員会が調査する。ただ、我々は2つのチームのサポーターのうち、1つだけにペナルティーを科す規則ではない。試合を主催する連盟にも、同じように責任があると考えている」とコメントした。
また、FIFAのゼップ・ブラッター会長も、イタリアが万全の態勢を整えていれば、これほどの問題にはならなかったと考えているようだ。同会長は13日、2018年ワールドカップ開催を目指しているイングランドのロンドンで、次のように話した。
「あなた方のスタジアムは、とても安全だ。全世界にこのようなスタジアムがあれば、サッカーはよりフェアなものになる。ジェノヴァで起きたことは、イングランドであれば起こらなかったことだろう」
UEFAはルイジ・フェッラーリス・スタジアムの映像を提供するよう、イタリアサッカー連盟に要求。審判団からの報告書も受け取ってから、委員会が調査に入るようだ。
ここで注目されるのは、イタリア側の責任についてである。『ANSA通信』によると、UEFAのスポークスマンであるロブ・フォルクナー氏は、「事件を起こした側の責任はもとより、UEFAは試合を組織した連盟についても確認する。試合開催にあたり、スタジアムの安全性に問題はなかったのかを調査しなければならない」と述べているようだ。
また、FIFAのゼップ・ブラッター会長も、イタリアが万全の態勢を整えていれば、これほどの問題にはならなかったと考えているようだ。同会長は13日、2018年ワールドカップ開催を目指しているイングランドのロンドンで、次のように話した。
「あなた方のスタジアムは、とても安全だ。全世界にこのようなスタジアムがあれば、サッカーはよりフェアなものになる。ジェノヴァで起きたことは、イングランドであれば起こらなかったことだろう」