R・マドリーのモウリーニョ監督は、今シーズンのバルサとのタイトル争いについて悲観的なコメントを残した。バルサの強さを認めたというよりは、バルサと対戦する相手に問題があるとするモウリーニョ監督は、「これ以上バルサに試合をプレゼントするようなチームがあると優勝は難しい」と話した。

 スポルティング・ヒホンのマノーロ・プレシアド監督がスタメンを大きく変えていたことについて、「タイトル奪取のためには勝ち点をたくさん重ねなければいけない。特にいくつかのチームがバルサ相手に試合を捨てるようなことをすれば優勝は難しくなる」と語っている。

 これについてプレシアド監督は、「モウリーニョの話はR・マドリーがヒホンに来る時にしたい」とこれを軽く交わしている。さらにバルサのグアルディオラ監督も、「試合をプレゼント?モウリーニョ監督に言うことは特にない」とこちらもまったく相手にしていない様子だった。

 記者会見で飛び出るモウリーニョ監督の挑発的な発言。スペインでも変わることなく今後もシーズンを通し楽しませてくれそうだ。

(スペイン通信)