EURO12予選で連勝スタートを切ったイタリア代表。チェーザレ・プランデッリ監督はより恐れるべき相手との試合に向け、マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリの復帰を待っている。プランデッリ監督の戦略構想には、元インテルの同選手が含まれているのだ。彼とアントニオ・カッサーノ、そしてCFというトリデンテ(3トップ)のことである。

「より強いチームが相手でも、トリデンテを採用するか? それは戦術的にどれだけ注意を払えるか次第だね。ジュゼッペ・ロッシ? フェロー諸島戦ではぎりぎりで間に合ってくれた。もう少しワイドになって欲しかったけど、少し時間が必要だろう。現時点での私の戦術的目標は、このチームがバロテッリ、カッサーノ、そしてCF一人でプレーすることが可能かどうかを知ることだ。バランスがとれず、難しいということが分かれば、変更していく。ただ、私はトライしてみたいんだよ」

「(テクニック重視の中盤は)プレーの構築という点ではかなり気に入った。ただ、ボールを奪うことに関してはまだ改善しなければいけない。10月には今年最も難しい試合が待っている。我々はもっと組織立って、よりチームとならなければいけない」

「ディフェンス陣の年齢はとても若くなった。だが、我々はリスタートしなければならず、若手が必要なんだ。彼らにはクオリティーもパーソナリティーもある。この年齢でも代表チームに残るうえで、そが違いとなってくれるだろう」

「勝利は誰にとっても良いものだ。自信を与えてくれる。ただ、以前が最悪の状況だったわけじゃないのと同じように、今もすべてが最高になったわけじゃないよ」